スマホ急性内斜視・・・
スマホを近距離で長時間見ると、目の調節と輻輳の
バランスが崩れてしまい、目を内側に寄せるよう脳
から内直筋に対して出されるシグナルが強くなるの
だそうです。この状態が長時間維持されると、内直筋
の力が強くなり、「急性内斜視」の発症と進むのだそう
です。
「内斜視」とは、右目と左目のどちらかが内側に寄って
いる状態のことで、そのうち、スマホやタブレット、
携帯ゲーム機などを見る時間が長くなった後に起こる
ものを「スマホ急性内斜視」といわれているのだそうです。
健康な目は物を見るときに両目がその方向に向いていて、
両目を同時に使って立体的に見ることは、周知です。
スマホ急性内斜視では片方の目が内側に寄っているために
物が二つ横に並んで見える複視が自覚されるとのこと。
スマホ急性内斜視の原因ははっきりとは分かっていませんが
スマホを至近距離で長時間見続けることは一因とされています。
スマホを見るときには、目からの距離が30cmよりも近いと
つい目を寄せて見ることになります。
この状態が長時間、長期間続いた場合に、遠くを見るときに
両目を外側に広げる動きができなくなり、内斜視が起こると
考えられているそうです。
もし「近くを見ているときには何ともないが、遠くを見ると
物がダブって見える」といった症状がみられたらときは、
スマホ急性内斜視を疑って眼科の受診が必要と、ニュースに
なっていました。
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