消費期限と賞味期限・・・
店で買った食品には、安全においしく食べられる
期間があり、袋や容器に「消費期限」か「賞味期限」
のどちらかが表示されています。
そのちがいを知って、家の冷蔵庫の中にある食品
の表示をよく見て、いつまで食べられるか確かめ
るようにすれば、食べ物をむだにすることも少な
くなるのでは・・・。
それではその違いは?
農林水産省の告示では
まず消費期限(期限を過ぎたら食べないという
選択の表示です。)
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を
守って保存していた場合に、この「年月日」まで
「安全に食べられる期限」のこと。
お弁当、サンドイッチ、生めん、ケーキなど
いたみやすい食品に表示されています。
賞味期限(おいしく食べることができる期限)
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を
守って保存していた場合に、この「年月日」まで
「品質が変わらずにおいしく食べられるという期限」
のこと。
スナック菓子、カップめん、チーズ、かんづめ
ペットボトル飲料など、消費期限に比べ、いたみ
にくい食品に表示されています。
期限後も猶予のある感じの表示です。
もし、賞味期限が過ぎた食品があったら、自己判断
で食べましょう。
ただし、食品は表示されている保存方法を守って保存
しておくことが原則です。
一度開けてしまった食品は、期限に関係なく早めに
食べるのがベターでしょうか。
しかし、品物によっては非常に長い期限があったり
大昔とは違います。
衛生環境の進歩と真空包装などの個別包装の高度化
でしょうか。
そして、保存料の進歩と使用です。
ただ、合成保存料 食品の劣化を防ぐ合成保存料である
「安息香酸ナトリウム」や「ソルビン酸カリウム」も
白血病や発がん性の危険性 があると言われています。
安息香酸ナトリウムは清涼飲料水、ワイン、ジャム
などに、ソルビン酸カリウムはお弁当全般、漬物
加工食品全般などに使用されています。
安全と危険。
難しいものです。
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